日産自動車は2月26日、神奈川県横浜市に完成したニスモのグローバル新本社ビルの開業セレモニーにおいて、日産が2014年のルマン24時間レースに参戦すると発表した。

日産は2012年のルマン24時間レースに、賞典外ではあるが、「デルタウイング」プロジェクトで参戦。それから1年のインターバルを経て、2014年のルマンに戻ってくる。

現時点では、日産の2014年ルマンマシンの詳細は公表されていない。ただし、同社によると、デルタウイングから得たノウハウを反映させつつ、ゼロエミッションの電動化技術を採用したレーシングカーになるという。デルタウイング同様、ガレージ56車両の枠での参戦となる。

また、日産の2014年のルマン参戦は、将来の日産のLMP1カテゴリーへの復帰の可能性に向けて、必要なデータを関係団体が収集できるよう、ルマンを主催するACOが、ガレージ56の枠を日産に提供したものだ。

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、「ルマンへの復帰は当社の市販車とレーシングカーの両方にとって、最も厳しい環境下での実験の場への復帰となるだろう」とコメントしている。
《森脇稔》