日産自動車が1月11日、東京オートサロン13で正式発表した『ジューク NISMO』。この『ジューク』の高性能モデルの生産が1月28日、英国で開始された。
ジューク NISMOはジュークをベースに、NISMOならではのスポーツテイストを付加したモデル。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力がプラス10psの200psへ高められた。
専用のエアロパーツや専用のスポーツシートなど、内外装にも特別な演出が施される。欧州でチューニングされた専用サスペンションにより、俊敏なレスポンスと高いコントロール性も追求している。
1月28日、日産の英国サンダーランド工場において、ジューク NISMOの生産がスタート。同工場で組み立てられる初のNISMO車となった。同工場ではノーマル仕様のジュークも生産されており、ジューク NISMOは同じラインで製造される。
英国サンダーランド工場は1986年に稼働。2012年は過去最高の51万台を生産した。ジュークは欧州では2010年に発売。同工場でのジュークの累計生産台数は、33万台を超えている。