JR東海の年末年始利用状況、新幹線は2%増と順調

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JR東海は、年末年始期間の利用状況を発表した。

東海道新幹線と在来線の2012年12月28日~2013年1月6日までの10日間の利用状況をまとめた。

それによると今回の年末年始期間中の列車運行は、新幹線では1月4日に米原地区の降積雪の影響で新幹線の一部に遅延が生じた。在来線では、1月1日に高山線那加~長森駅間で線路内に立入った人との触車により一部の列車に運休や遅延が生じたものの、ほぼ順調に推移した。

利用状況は、新幹線が前年同期比2%増の329万人、在来線の特急列車が同7%増の19万3000人で、新幹線・在来線合計は同2%増の348万3000人と前年を上回った。今回の年末年始は日並びの良さから長期休暇をとれる人が多く、旅行や帰省客が多かったためと見られる。

名古屋近郊の東海道線、中央線、関西線の利用者数は同14%減の306万人と落ち込んだ。

利用のピーク日は、下りの新幹線が12月29日、在来線が12月30日、上りが新幹線・在来線とも1月3日だった。

《レスポンス編集部》

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