日産自動車は、1.6リットル並みの低燃費ながら2.5リットル並みの出力を持つガソリン直噴ターボエンジン「MR16DDT」を開発した。
MR16DDTエンジンは、ガソリン直噴システムとターボを組み合わせ、吸排気CVTCや水素フリーDLCコーティングを採用したほか、形状の見直しによってフリクションを低減した新型バルブスプリングなどの新技術を採用した。これによって2.5リットル相当の出力を持ち低回転から高回転まで優れた加速性能を発揮しながらも、1.6リットルエンジンとしての燃費性能を両立する。
新開発エンジンは、日本市場向け『ジューク』に搭載して、今秋追加発売する予定。