【高速道路新料金】上限料金、NEXCO系は軽1000円から大特1万円

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新料金では都市部と地方部を分けて加算せず、どこまで走っても上限料金となる
  • 新料金では都市部と地方部を分けて加算せず、どこまで走っても上限料金となる
  • 前原誠司国交相(資料画像。撮影=中島みなみ)

高速道路の新料金割引の上限料金が次のように決まった。上限料金は全時間帯で、現金とETCの利用区別なく適用される。また、現在の上限1000円のように、都市部と地方部を分けて料金を加算せず、どこまで走っても上限料金までの請求とする。

●NEXCO系高速道路など
軽自動車 1000円
普通車  2000円
中型車  5000円
大型車  5000円
特大車  1万円

●本州四国連絡高速道路
軽自動車 2000円
普通車  3000円
中型車  5000円
大型車  5000円
特大車  1万円

本州四国連絡高速道路が割高なのは、フェリーなどの船舶交通に配慮したもの。

時間帯割引などは基本的に廃止するが、NEXCO系高速道路と本四の「時間帯割引」と全高速道路で実施されている物流業者への「大口・多頻度割引」については、激変緩和措としてについて、2011年3月まで継続する。

継続される「時間帯割引」は、NEXCO系高速道路と本四で夜8時から朝6時まで実施されている「夜間割引」と、NEXCO系の地方部の高速道路で実施されている朝6時から同9時・夕方5時から同8時までの「通勤割引」。「夜間割引」「通勤割引」ともに、現行で5割引の適用時間帯は3割引に割引率が引き下げられる。

《中島みなみ》

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