ホーム > エコカー > 燃費

日産、自社製燃料電池スタックを開発

2005年2月21日(月) 16時46分
新開発スタック(カットモデル)の画像
エクストレイルFCV・2005年型の画像

日産自動車は、最新のFCV(燃料電池車)搭載技術を発表した。今回発表したのは同社初の自社開発燃料電池スタックと、新たに開発した高圧水素容器。同技術により、加速性能や航続距離といった燃料電池自動車として求められる性能が向上するとしている。

燃料電池車用スタックの実用性向上を目的に、同社として初となる自社製の燃料電池スタックを開発した。このユニットは同社が採用する燃料電池スタックとして第3世代に当たるもの。

特徴は小型・高出力なこと。新開発の薄型セパレータの採用で、セルピッチを狭くすることが可能となった。さらに、スタックケース内部の配管部品の統合化、周辺の制御装置等のケース内蔵化などを行い、大幅な小型・高性能化を達成した。

この結果、従来に対し小型化しながら出力を増加させることに成功した。同一出力のスタックなら従来比約6割の容積に小型化することに相当する。電極材料の改良で、従来比で2倍以上の寿命を達成することが可能となった。

また、70MPa高圧水素容器も開発した。この高圧水素容器は、従来の35MPa高圧水素容器に比べ、同じスペースで、水素貯蔵量を約30%増加させることで、車両の航続距離を大幅に伸ばすことが可能となった。

高圧水素容器の材質は、アルミ製ライナー層の外側に、高強度・高弾性カーボンファイバーを幾重にも巻きつけたもので、糸状のカーボンファイバーの巻き方(ワインディングパターン)を最適設計することで、70MPaの圧力に耐える強度を実現することができたとしている。

同社では今後、車両評価を開始し、トータル性能と信頼性の向上を図る予定。

《編集部》
画像
画像

注目ニュース

ダイムラークライスラー日本、昭和シェル石油に燃料電池車を納入

ダイムラークライスラー日本は、昭和シェル石油にメルセデスベンツ『Aクラス』をベースにした燃料電池車『F-Cell』(エフセル)を納車したと発表した。昭和シェル石油の運営する有明水素ステーションを中心に...

ホンダ、北海道庁に燃料電池車を販売へ

ホンダは、北海道庁に氷点下での始動を可能とした次世代型燃料電池スタックホンダFCスタックを搭載した『FCX』をリース販売することで合意したと発表した。

マーキュリー マリナー・ハイブリッド登場

フォードが今秋市場投入するマーキュリー『マリナー・ハイブリッド』は、洗練されたデザインと上質なインテリアが持ち味のマーキュリー『マリナー』に最も低燃費かつ低公害のハイブリッドエンジンを搭載している。

この1年で急騰したガソリン価格、そして税制優遇措置の延長決定。まるで世界中がハイブリッドカーを後押しするかのような展開に、当の一般ユーザーがどのように反応しているのか……。ガリバー自動車流通研究所が意...

RSS

編集部ピックアップ