「ダイクラの燃料電池戦略はこうだ!!」関係者の証言 | レスポンス(Response.jp)

「ダイクラの燃料電池戦略はこうだ!!」関係者の証言

エコカー 燃費

11月9日付け「ダイクラの戦略=燃料電池で世界制覇するなら、まずは身内から」を読みました。事実に反している所を指摘します。---と、ダイムラークライスラー日本ホールディング、技術リサーチ部の渡邉慶人さんからおたよりがあった。指摘の通り該当記事中にいくつかのあやまりがあった。お詫びするとともに以下に渡邉さんのおたよりを掲載して訂正とする。

  ………………

1.燃料電池は水素と酸素の化学反応を利用しているため、今回のものも燃料電池の部分では従来の実験車両と同じです。メタノール改質装置の役割はメタノールを改質して水素を取り出すことにあります。

2.メタノール改質方式を採用したのは、今回が初めてではなく、1997年に『Necar3』で採用しています。同年の東京モーターショーにも展示しています。

3.水素燃料方式での開発を中止したというのは事実に反しています。2002年に限定販売予定の燃料電池バスは水素ボンベを屋根に搭載する『NEBUS』と同じ物と予想されています。路線バスはユーザー(運用者)を特定できるので、インフラの問題が比較的解決されやすいからです。乗用車は不特定のユーザーを相手にするので、ガソリンスタンドと同じようなメタノールスタンドがあれば良い、という発想です。

また、三菱自動車と燃料電池開発で提携するというのはつい最近決まった話であり、メタノール改質方式の開発に影響があるとは全く考えられません。開発というのはコンセプトを決めてから、実際の設計、実験をして玉成するのに、膨大な時間が必要です。開発がスタートした時点では当然、三菱の話はまだありませんでした。
《高木啓》

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