国立研究開発法人の防災科学技術研究所(防災科研)は、海底地震津波観測網から得られるデータを鉄道事業者に提供する。防災科研とJRの本州3社が10月30日、データ提供に関する相互協力協定を締結した。
台風21号で運転見合わせとなった鉄道路線のうち、JR線は飯山線と紀勢本線で全線の運転が再開された。関西大手の近畿日本鉄道(近鉄)は生駒線の全線で運転を再開した。
台風21号の影響により、10月25日も各地の鉄道路線が引き続き運休している。
超大型で非常に強い台風21号の影響により、日本の広い範囲で鉄道各線の運転見合わせが相次いだ。国土交通省がまとめたところによると、10月23日は5時30分時点で55事業者の187路線が運転を休止。10月24日5時30分時点では10事業者23路線が運休した。
JR旅客6社は10月20日、12月1日から2018年2月28日までの90日間に運転する冬季臨時列車の概要を発表した。各社の概要は以下の通り。
JR東海とJR西日本の2社は10月30日から、東海道・山陽新幹線のネット予約・チケットレス乗車サービス「スマートEX」で訪日外国人旅行者向けのサービス「Tokaido Sanyo Shinkansen Internet Reservation Service」を始める。
JR7社は10月17日、国鉄分割民営化~JR発足の30周年を記念した共同企画ツアーを実施すると発表した。観光列車や新幹線などを乗り継いで国内各地を巡る。
JR東海はこのほど、鉄道部品の販売サイト「JR東海鉄道倶楽部」を開設した。10月12日12時から販売を始める。
JR東海ツアーズなど旅行各社は、JR東海の総合研修センター(静岡県三島市)を見学・体験するツアーの参加者を募集している。実施日は10月28・29日の計2日。
JR東海は10月1日、日本車輌製造の豊川製作所(愛知県豊川市)で新幹線の新型車両「N700S」の製造中の車体などを報道陣に公開した。2018年3月に完成させ、2020年度からの営業運転開始を目指す。