マツダが2013年11月21日に発売した新型『アクセラ』。発売から4ヶ月での受注台数は2万5000台を超える好調振りを見せている。
マツダ『アクセラ』の走りはどうやって作り上げられたのか、開発の現場の情景が脳裏に浮かんでくるような話をお届けしよう。
マツダのタイ法人、マツダ・セールス(タイランド)は24日から開催中のバンコクモーターショー14において、 新型『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)を出展した。
鹿児島でのアクセラの試乗は、首都圏を少し走っただけでは分からなかったアクセラの魅力を浮き彫りにしてくれた。
新型マツダ『アクセラ』の魅力はたくさんある。マツダ車では初搭載のハイブリッド、それに「マツダ コネクト」というカーコネクティビティシステムも大きなトピックスだ。
『アクセラ』にも、『CX-5』や『アテンザ』と同じ2.2リットルのディーゼル搭載車が用意されている。しかし、その価格はちょっと衝撃的だ。本革シートに電動サンルーフ、BOSEのサウンドシステムまで標準装備して税抜きで284万円は、20S Lパッケージより2割は高い。
このところ日本市場において輸入車の攻勢が著しい。特にCセグメントは国内外から魅力的なクルマが揃い、競争が激化している。安全性や先進技術においては、日本の自動車メーカーよりも海外メーカーの方が大胆に踏み込んでいる感もある。
マツダ・アクセラの開発主査が、これまでの猿渡健一郎氏から児玉眞也氏へと受け継がれた。児玉氏はこれまで猿渡氏の下で開発の全方位を統括していた、補佐的な仕事を担ってきた人物である。
マツダは3月14日、タイの車両生産拠点「オートアライアンス(タイランド)」(AAT)で、新型『マツダ3(日本名:アクセラ)』の生産を開始した。AATで生産した新型マツダ3はタイ市場向けで、3月18日に販売を開始する予定だ。
マツダの米国法人、北米マツダは3月12日、新型『マツダ3』(日本名:新型『アクセラ』)が、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)の衝突安全テストにおいて、最高評価の5つ星を獲得したと発表した。
『アクセラ』全体に占めるハイブリッド車の販売比率は22~23%ほど。マツダでは40%程度と読んでいたという。が、ガソリン車(65%、うち1.5リットルが45%程度)やディーゼル(13%)などにも目が向けられている。
『アクセラスポーツ』には2機種のガソリンエンジンが設定され、上位機種に搭載されるのが2リットルだ。155ps/20.0kgmのスペックは、1.5リットルに対し+44ps/+5.3kgmのアドバンテージ。とはいえJC08モード燃費の差ははAT同士で0.4km/リットルと小さい。