【フランクフルトモーターショー09】レクサス LS マイナーチェンジ…ハイブリッドを差別化

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欧州レクサスは15日、欧州仕様の『LS』のマイナーチェンジモデルを初公開した。内外装のデザインを変更し、いっそうの高級感を訴求。ハイブリッド搭載車の外観の差別化も図られた。

現行LSは、2006年1月のデトロイトモーターショーでデビュー。日本ではトヨタ『セルシオ』から、初めて世界共通のレクサス「LS」に車名が変わったモデルだ。当初、4.6リットルV8(385ps、50.3kgm)を積む「LS460」のみの設定だったが、2007年5月に5.0リットルV8+モーター(トータル出力445ps)のハイブリッドシステムを搭載する「LS600h」「LS600hL」を追加した。

デビューから3年を経たマイナーチェンジは、内外装のリファインが中心。外観はバンパー、ヘッドランプ、グリル、アルミホイール、テールランプなどのデザインを見直した。ドアミラーにウインカーが組み込まれたのも新しい。また、LS460とハイブリッドを搭載するLS600h/LS600hLでは、従来よりも外観の差異化が図られている。

例えば、グリルはLS600系が4本バー、LS460が5本バー。ヘッドライト&テールランプ、マフラーのデザインも両車で変えている。ボディカラーはLS600系専用にシャドウサファイヤを新設定。またLS600系は、フロントエンブレムやテールランプクラスターがブルー仕上げとなる。

インテリアは、新デザインのシート採用や装備の充実、新色設定などの改良を実施。インパネのデザインも小変更された。LS600系はニッケル水素バッテリーの小型化により、トランク容量がアップしたのも見逃せない。

マイナーチェンジのハイライトといえそうなのが、LS460の2WD車に用意される「スポーツバージョン」だろう。スポーツサスペンション、ブレンボ製ブレーキ、BBS製19インチアルミホイール、パドルシフト、専用グリルなどを装備。日本にも「バージョンSZ」として設定される見込みだ。

全車が「エコモード」をリファイン。スロットル制御をいっそう緻密に行うとともに、外気温が20度以上になるとエアコンの出力を自動的に落とすことで、燃費の改善に貢献する。また、排出ガス性能も見直され、全車がユーロ5基準をクリア。欧州複合モード燃費はLS460が9km/リットル、LS600系が10.75km/リットル、CO2排出量はLS460が261g/km、LS600系が218g/kmとなっている。

マイナーチェンジを受けたLSは、欧州各国で年内に販売がスタート。日本でも同じタイミングでマイナーチェンジが行われるはずだ。

《森脇稔》

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