ガソリン価格、全国平均が120円超え間近

エコカー 燃費

石油情報センターが27日発表した石油製品の店頭価格の週次調査結果によると、5月25日現在のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり119.0円で、前の週よりも1円値上がりした。

原油価格の指標となるWTI原油先物価格をみると、ここ数か月上昇基調は止まらず、直近の数日では1バレル60ドル近辺で取引がされている。石油元売各社もほぼ毎週のペースでガソリンの卸価格を1円前後引き上げている。原油価格が小売り価格に現れるには時差があるので120円を超えるのは確実だ。

ハイオクガソリンも前週よりも1円アップの129.8円。軽油は0.4円値上がりして101.0円。

★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、4月22日のレギュラーガソリンの全国平均価格は113.0円/リットル、ハイオクは 124.1円/リットル、軽油は91.92円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。

《レスポンス編集部》

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