フォルクスワーゲングループジャパンは13日、『ゴルフ1.8』など計10車種の燃料パイプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1998年4月28日-2002年1月18日に輸入された5万2866台。
燃料フィルター取付位置が不適切なため、燃料フィルターと燃料ポンプをつなぐ燃料パイプに過度の力が加わり、燃料ポンプの樹脂パイプ部に亀裂が発生し、燃料が漏れるおそれがある。
全車両、燃料パイプと燃料ポンプの間にアダプターを追加する。燃料ポンプに亀裂があるものは新品と交換する。
不具合発生件数は55件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。