【レクサス RX 日本発表】ハイブリッドの実用燃費はどうなるか

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【レクサス RX 日本発表】ハイブリッドの実用燃費はどうなるか
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新型レクサス『RX』のハイブリッドモデル、「RX450h」のハイブリッドシステム「+E-Four」は、4.5リットル車並みのパワーとクラス世界トップの燃費性能を両立したという。内燃機関の排気量は3.5リットルである。実用燃費はどのぐらいになるか。

開発責任者、トヨタ自動車レクサスセンター製品企画の勝田隆之チーフエンジニアは、新型RXの燃費性能に自信を見せる。「ガソリン価格の高騰など、ここまでの状況悪化はさすがに予想していませんでしたが、それでも新型RXの商品企画に時代の要請が後から追いついたような感じはします」。半ば自信、半ば開発方針が間違っていなかったことの安堵か。

RX450hでは、レクサス初の3.5リットルV6アトキンソンサイクル・エンジンを採用。吸気・圧縮のタイミングを遅らせ、少ない圧縮で高い膨張比を発生させることで、吸気の際のポンピングロスを抑える。

また、暖機時間を短縮するために、排ガスの熱でエンジン冷却水の温度を上げる排気熱再循環システムを採用した。さらにエンジンにクールドEGR(排ガス再循環)システムを採用し、インテークマニホールド内の圧力を大気圧に近づけ、ピストンのポンピングロスを低減した。

いっぽう電装では、パワーコントロールユニットのインバーター素子に両面冷却構造を採用し、装置の小型化・軽量化とモーターのトルクアップを実現したという。

このようにCO2の削減を念頭に燃費向上を図り、RX450hでJC08モード走行燃費16.8km/リットル、10・15モード走行燃費18.8km/リットルを実現し、2015年度燃費基準を達成。RX350(ガソリン、2WD車)は10・15モード走行燃費9.7km/リットルを実現。さらに、全車で「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得した。

満タン法による実用燃費データを携帯電話経由でネット上において管理するのがe燃費(運営IRIコマース&テクノロジー、会員数40万人)だ。新型RXオーナーの皆さんには、ぜひe燃費に登録して欲しい。

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一部の新型車は車種の設定がまだの場合があります。その場合は燃費登録の前に車種登録申請から行なってください。

★e燃費のURLをメールで送る。

《高木啓》

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