欧州トヨタは18日、『iQ』と『アベンシス』の2台が、欧州唯一の公的新車評価基準「ユーロNCAP」における安全性能総合テストで、最高レベルの5つ星を獲得したと発表した。
ユーロNCAPは、2009年から新評価システムを導入。評価の割合は「成人乗員保護性能」が最重視され50%、「子ども乗員保護性能」と「歩行者保護性能」がそれぞれ20%、「安全補助装置の有無」が10%。最高評価の5つ星を獲得するためには、総合評価が70ポイント以上必要とされる。
新型iQは全長2985×全幅1680×全高1500mmのコンパクトボディに4名乗車ができる革新的パッケージを採用。9エアバッグをはじめ、ABS、EBD、VSCと安全装備も充実している。ユーロNCAPのテストでは、総合評価で79ポイントを獲得。見事、最高の5つ星に輝いた。
一方、アベンシスは81ポイントとなり、こちらもiQと同様に5つ星。トヨタの新型車2台が、改定された評価方法で5つ星となった。ちなみに、日本車では、『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)と三菱『ランサースポーツバック』(日本名:『ギャランフォルティススポーツバック』)も、最高評価の5つ星を獲得している。