2日に発売された三菱『ギャランフォルティス スポーツバック』。180cm+・90kg+の記者が助手席に乗り込んだ。左右幅も高さも運転席同様で、まったく問題ない。足下も広々としており、無理に足を揃えないと足先を奥まで入れられないといったこともない。
ただ、サイドブレーキレバーやセレクターレバーがある関係で、シート脇に引き倒して出すタイプのアームレストがないので、どっかり座れるというわけでもない。サイドブレーキレバーの後ろに小物入れ兼アームレストがあるのだが、少し後ろに位置するのでシートを後退させないと使いづらい。
リアドアはフロントドアよりも開度はあるが、スポーツセダンの宿命で、開口部はあまり広いといえない。高さもないので、頭をぶつけないようにフロントドアでの乗り降りよりも少し余計にかがむ必要がある。
後席に乗ってみて驚いたのは、左右席の室内高さがないこと。ルーフからドアへのRが大きいためか。スペックは870mm(3人掛けの中央席は895mm)で、記者の頭がぶつかるのも当然だ。ヒザ周りは大丈夫。3人掛けだが室内幅は1350mmなので、記者クラスだと3人では少々厳しい。