日産の軽自動車SUV『キックス』のグレードは2グレード。上級の「RX」と、ベースの「RS」の2つとなる。主な違いはアルミホイール、カラード電動格納ミラー、UVカットガラスなどの装備の有無。価格で10万円以上の差がある。
そのほかRXとRSとで大きな違いはなく、内装や選べるボディカラーは共通となる。
販売台数は全体で月間300台だが、グレードの比率はRX/RSが8:2でRXが多く、AT/MT比率も8:2程度で推移することを見込んでいるという。これは、『パジェロミニ』での実績を参考にした数値だという。
軽自動車はその経済性から下位グレードが人気と思われがちだが、SUVは事情が異なる。上位グレード人気の傾向は、双子のパジェロミニやライバル車となるスズキの『ジムニー』などでも見られるのだという。
今後のグレード追加などの展開は未定。三菱自動車との協力が得られれば、特別仕様車の投入などの可能性もあるという。