インテリジェントキー搭載ケータイを開発…日産・ドコモ・シャープ

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インテリジェントキー搭載ケータイを開発…日産・ドコモ・シャープ
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日産自動車、NTTドコモ、シャープの3社は24日、日産のインテリジェントキーの機能を携帯電話に搭載した「インテリジェントキー搭載ケータイ」を世界で初めて開発した。

「インテリジェントキー搭載ケータイ」の主な機能は、従来のインテリジェントキー機能、リモートコントロールエントリーシステム機能、キー封じ込み防止機能。

日産のインテリジェントキーは、双方向のワイヤレス技術により、キーを携帯するだけでドアの施錠・解錠およびエンジン始動・停止できるシステム。2002年の同社『マーチ』への搭載を皮切りにこれまで幅広い車種に採用し、既に95万台以上を出荷している。今回、新開発したインテリジェントキー搭載ケータイは、携帯電話にこのインテリジェントキー機能を搭載することで、ユーザーの利便性を向上、将来的な携帯電話の拡張性により、さらなる実用性を持たせることを目的としている。

今回、ドコモは携帯電話とインテリジェントキーの連携を想定した商品性のシミュレーションを、シャープはインテリジェントキー搭載携帯電話のハードウェア開発を、日産は携帯電話へのインテリジェントキー内蔵化の技術支援と車両適合開発をそれぞれ担当した。この技術は、日産とシャープによるインテリジェントキー電子素子の小型組み込み技術、ワイヤレス交信性能技術、各機能間での電磁環境両立性技術の確立によって実現した。

今後、3社は来年度早期の商品化に向けてさらなる開発を進めていく方針だ。

インテリジェントキー搭載ケータイは、30日から開催されるCEATEC JAPAN 2008に出展され、各社のブースで展示とデモンストレーションが行なわれる。

《レスポンス編集部》

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