フォルクスワーゲングループジャパンは23日、VW『パサート』および『パサートワゴン』の「3.2V6 4モーション」の原動機に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2005年11月4日 - 2007年7月10日に輸入された1999台。
オイルポンプ駆動スプロケットを固定するボルトに誤品が組み付けられたため、原動機冷間時に高回転で原動機を回すと、ボルトが折損し、原動機が停止するおそれがある。
全車両、原動機制御プログラムを冷間時に高回転にならないプログラムに書き換える。プログラム書き換え後、異音が発生しているものや警告灯が点灯しているものは、ボルトを正規品と交換する。不具合発生件数は22件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。