マフラー規制強化へ…国土交通省が意見募集

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国土交通省は24日、自動車等のマフラー(消音器)の規制強化案をまとめた。25日から意見募集を開始する。

マフラーについては現在、「全部または一部が取り外されているもの」、「切断されているもの」、「内部の騒音低減機構が除去されているもの」、「破損または腐食があるもの」を基準不適合としているが、これに加えて「騒音防止性能を容易に変更することができる構造であるもの」も基準不適合とする。不適合は車検時に不合格となる。

また、使用過程車については、近接排気騒音規制値に適合することを義務づけているが、これに加えて「加速走行騒音を有効に防止する性能を有すること」を新たに義務づける。並行輸入車など車両型式認証を受けていない自動車等のマフラーにも同様の要件を課す。

同省では、7月25日まで意見を受け付け、年内に告示を公布し、2010年4月以降に製作される自動車に適用する予定だ。

意見募集の詳細は国土交通省ウェブページで。
URL
http://www.mlit.go.jp/
report/press/jidosha10_hh_000004.html

《レスポンス編集部》

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