試作車を評価、水平対向FRスポーツ トヨタと富士重が共同開発

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試作車を評価、水平対向FRスポーツ トヨタと富士重が共同開発
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トヨタ自動車と富士重工業(スバル)は10日発表した提携拡大策での目玉として、富士重工の水平対向エンジン技術を生かした「小型FRスポーツカー」を共同開発することになった。

それぞれのブランドで、2011年末に市場投入する。生産は富士重工が群馬県大泉町に新設する新工場で一括して生産する計画。排気量や生産規模は未定。

会見したトヨタの渡辺捷昭社長は「小型スポーツであり、そんなに高くない値段として幅広い顧客層を想定している」と述べた。日本を中心とするが、海外市場にも投入する見込み。

富士重工の森郁夫社長は「水平対向のFRはわれわれのアイデアとしてはあったが、提携がなければ実現しなかっただろう」と語った。すでに両社長とも初期段階の試作車に試乗しており、「いい仕上がりが期待できそう」と口をそろえた。

《池原照雄》

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