アルファロメオは、新世代のコンパクトなスポーティーカーとして『Mi.To』を発表。Mi.Toの「Mi」はこの車のスタイルを生んだデザインの街ミラノを、「To」は生産を担うことになるトリノを表している。Mi.Toは、フレームのないサイドウィンドーの形、フロントバンパーの三角グリルやヘッドライトとLEDテールランプのフォームなど、アルファロメオのスタイルとテクノロジーの象徴である『8C Competizione』の特徴を受け継いでいる。サイズは、全長4060mm、全高1440mm、全幅1720mmとなり、エンジンは、ガソリンとディーゼルのターボエンジンを搭載し、90馬力から155馬力まで用意される。今後、より高出力のものへと拡大していく予定。VDCスタビリティコントロールシステムを標準装備、将来制定予定のユーロNCAP(欧州新型車評価プログラム)の最高ランキング獲得を目指して設計された車体構造を持つ。また、Mi.Toは「アルファ ロメオDNA」システムを採用。走行状況やドライバーの要望にあわせて、スポーティーな「ダイナミック」、都市走行時の「ノーマル」、スリップしやすい走行困難時の「オールウェザー」の三つの走行モードが用意され、エンジン、ブレーキ、ステアリング、サスペンション、ギアの設定を変更する。Mi.Toは、6月に正式発表され。その後7月より順次、各主要マーケットに導入されていく予定。
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