【フィアット 500 新型発表】ユーロNCAPで5ツ星獲得

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フィアット・グループ・オートモービルズは、フィアット『500』が欧州新型自動車評価プログラム(ユーロNCAP)の安全性能試験で5ツ星の評価を獲得し、安全面の性能評価でスーパーミニ(超小型車)クラスの頂点に立ったと発表した。

フィアットでは、最近高い評価を得た『ブラーヴォ』、『グランデ・プント』、『クロマ』に続き、ドライバーと乗員の安全確保に注力している表れとしている。

安全面で高い評価を得るため、フィアットの設計陣は、正面および側面衝突、転倒、追突など、考えられるあらゆる事故の形態を検証している。衝突が起こったときのさまざまな速度、事故に関わるさまざまな種類の障害、そして大きく異なるさまざまな体形の乗員の安全性確保、といったテーマにも取り組んでいるという。

フィアット500は標準装備として二次安全に有効な装置をはじめとして、先進的な機器を数多く採用している。具体的には、二段階動作前席エアバッグ、胸部・骨盤への衝撃を緩和する前席サイドエアバッグ、ウィンドーエアバッグ、運転席ニーエアバッグなど。加えてフィアット500にはブレーキ装置から駆動装置に至るまで、走行中の車体の挙動をコントロールするためのESP(横滑り防止装置)などの最新鋭の電子機器を装備している。フィアットでは、これらの取り組みが今回のユーロNCAPの高い評価につながったとしている。

フィアット500はイタリアとフランスで発売、販売は好調だが、今後ヨーロッパの主要マーケットに投入していく予定。ドイツの10月27日を皮切りに、スペイン、ポーランド、スイス、オーストリアで販売を開始する。

《レスポンス編集部》

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