「エコカーワールド2007--低公害車フェア--」電気自動車ゾーンの展示車両を紹介する。電気自動車は、2005年度末の推定台数だが、約9900台が普及しているとのこと。今回は、2輪車も含めて10車種ほどが展示された。
その中には、すでに一般に販売中の車種もある。オートイーヴィジャパンジラソーレの『ジラソーレ』(260万4000円)などがそうだ。日伊共同開発された軽自動車扱いの左ハンドル車両。1充電航続120kmで、最高速度は65km/h。また販売価格は未公表だが、ゼロスポーツのスポーツカー『エレクシードRS リチウムイオン電池仕様』も販売中。1充電で航続70km、最高速度60km/hのシングルシーターとなっている。
大手自動車メーカーの試作車としては、同乗試乗もできた三菱自動車『i MiEV』のほか、富士重工業もスバル『R1e』を展示。R1eはすでに電力会社の営業用車両として利用されている。
さら慶應義塾大学電気自動車研究室の開発した8輪車『エリーカ』や、独立行政法人国立環境研究所の『ルシオール』、興和精機とEV安全協会共同のスポーツカー『EV-ミニカースポーツS-3型』や、近未来的なデザインの電動バイク『EV-X7』、スクーター型の電動バイク『NOTTY EG-850』なども。
電気自動車用マルチ充電器『ロボ・チャージャー』も展示されていた。