【日産 スカイライン 新型発表】サスペンスションも全面見直し

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【日産 スカイライン 新型発表】サスペンスションも全面見直し
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新型日産『スカイライン』(20日発表)のサスペンションは、高次元のハンドリング乗り心地の良さを両立させるため、レイアウトが全面的に見直された。

フロントサスペンションは旧型のマルチリンクに対し、新型ではダブルウィッシュボーンへとレイアウトを変更。バネ下重量の軽量化のため、サスペンションメンバーにアルミ高真空ダイカスト一体構造を、リンク部材にアルミ高強度鍛造材を採用している。

またサスペンションを縦方向に支持するコンプレッションロッドのブッシュを液体封入型として、路面からステアリングへのキックバックを軽減している。

リアは旧型と同じマルチリンク式。こちらもラジアスロッドへのアルミ摩擦溶接工法の採用、ロア第2リンクへの高強度アルミ材料の採用、サスペンションメンバーの一体構造化などにより、高剛性、軽量化を果たしているという。

ショックアブゾーバーは高級セダン『フーガ』にも使用されている高応答、低フリクションの「デュアルフローパス・ショックアブゾーバー」を装着。チューニングにあたっては、欧州のワインディングで走り込みを重ね、路面のうねりによるバウンシング、路面の荒れたコーナーでの4輪のストロークなどを徹底的に解析したという。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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