気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2006年4月11日付
●マニュアル感覚、シビック登場、ホンダ(読売・13面)
●レンタカー5ヶ月横領、容疑者契約4日,夫婦で乗り回す(読売・39面)
●交通安全大会 首相が先生役(朝日・4面)
●ソニー・サムソン「第8世代」液晶新工場 2400億円投じ来秋量産開始(毎日・8面)
●ガソリンに混ぜる燃料 バイオエタノール「導入」経産相表明、輸出国ブラジルに(毎日・9面)
●中国新車市場、2010年1000万台超も(産経・8面)
●日本最後の「TTクーペ」アウディが250台限定発売国(産経・9面)
●「株に生活委ねると、人心変わる」「デイトレーダー」急増に奥田・経団連会長が苦言(東京・9面)
●水性塗料 埼玉製作所で使用、ホンダ、有害物質優雅削減へ(東京・9面)
●少子高齢化へロボット期待 トヨタ、豊田章一郎名誉会長(東京・9面)
●中国で500億円融資枠、みずほコーポなど日産の合弁向け(日経・7面)
●上海汽車 自社ブランド車生産へ100億元追加投資(日経・9面)
●中国、乗用車販売54%増、1−3月、過去最高更新(日経・9面)
●二輪車 インド700万台市場に、スズキ再参入、激戦へ(日経・13面)
●自動車シート、ロシアで生産、トヨタ紡織が発表(日経・13面)
ひとくちコメント
「株に生活をゆだるねと、人心が変わる」---。日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)が10日の定例会見で、いわゆるデイトレーダーが予想以上に増えている状況に苦言を呈したという。
きょうの東京などが取り上げているが、奥田会長は「株がいつ上がるのか、いつ下がるのかはわからない。業として(株取引を)するのはいいが、あまりそういうものに個人の生活が入ってくると人心が変わってくる」と述べたという。
さらに、「バブル崩壊後の反省として心を豊かにしようという発想が出てきたのが忘れられ、再びモノモノ、カネカネの時代に入っている兆候を感じている」とも。折しも、フランスでは学生らの猛反対で「新雇用政策」が事実上撤回に追い込まれた。どんな状態にせよ、若者が汗を流して元気な国は健全である。