トヨタ自動車は14日発表した『G-BOOK ALPHA』にエアバッグ作動に連動して緊急通報する機能をオプション設定した。友山茂樹e-TOYOTA部部長は「事故の位置確認時間の短縮により、救命率向上が図れる」とアピールしている。
友山部長によると、呼吸停止の場合、救急隊員の現場到着が6分短縮されると救命率は65%高められるという。
携帯電話による通報だと現場の位置確認には平均的に8分程度を要している。G-BOOK ALPHAのエアバッグ連動タイプだと、オペレーターセンターで位置確認が瞬時にできるという。友山部長はさまざまなケースがあるため、「短縮時間は一概に言えないが、大幅に改善できる」としている。