アメリカで「タイヤに日付け」運動

エコカー 燃費

米マサチューセッツ州をベースとする非営利団体SRSが、安全性の観点から政府に対し「アメリカで販売されるすべてのタイヤに製造年月日を明記するよう」求めている。

SRSによると、タイヤは製造後6年程度で劣化が進み、たとえ走行距離が短くてもトレッドがはがれるなどの問題をおこしやすくなるという。これまでにSRSが把握している限り、古いタイヤの着用が原因と見られる死亡者は37名を数える。

SRSではすでにNHTSA(道路交通安全局)に対し、タイヤの製造年月日を消費者に分かる形で表記する法案に関する嘆願書を提出している。ファイアストン問題が大きな社会的関心を呼んだことから、法案の実現性の可能性は高そうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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