日産の新型コンパクトカー『ティーダ』に、セダンバージョンの『ティーダラティオ』が29日より追加発売された。全幅や全高、ホイールベースはティーダと同じ数値、搭載されるエンジンもティーダと同じだ。
ティーダラティオのボディサイズは全長4395mm×全幅1695mm×全高1535mmで、ティーダに比べ、リアにトランクがある分だけ全長が190mm長くなっている。
搭載されるエンジンは新開発の1.5リットル直列4気筒の1種類のみだが、やはりティーダ同様に来年初頭には1.8リットルが追加される。
駆動レイアウトはFFが標準。トランスミッションは、主要グレードのFF車には、エクストロニックCVTが組み合わされている。後輪を電気モーターで駆動する「e-4WD」車もラインナップされており、4WD車のトランスミッションは電子制御4ATとなる。
クラス最大容量の476リットルを誇るトランクは、奥行きはそれほど広くはないが深さが充分にあるので、かさばるものでなければ、かなり多くの荷物を積むことができる。
価格は132万3000−179万5500円。販売目標は3000台/月。取り扱い店はレッド&ブルーの両ステージ、店頭発表会は11月6日、7日、13日、14日を予定している。