ホンダは7日、全面改良した『レジェンド』を発表、注目されていたエンジンの最高出力は300馬力(221kW)となった。日本自動車工業会(自工会)が1990年から自主規制してきた「280馬力規制」を撤廃して初めて280馬力を上回るモデルとなった。
レジェンドは、V6型3.5リットルエンジンを搭載、回転数6200rpmで最高出力を発揮する。最大トルクは5000rpm時の36.0kgm。
自工会は軽自動車を除く最高出力について、今年6月末に自主規制の廃止を国土交通省に報告していた。280馬力規制は、交通事故対策を名目に90年に開始、当時の市販車で最高出力だった日産自動車の『フェアレディZ』の出力が上限となった。