【日産 ティーダ発表】ライバルはカローラ ランクスよりも…

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日産から30日に発表・発売された新型2BOXカー『ティーダ』。新開発の4気筒1.5リットルエンジンを搭載し、5ドアハッチバックというスタイルだ。サイズは『マーチ』や『フィット』よりひと回り大きく、コンパクトカーのジャンルではやや大きめ。

ここ数年はコンパクトカーの市場は活性化されて入るものの、1.5リットル以上の2BOXカーの人気は低迷している。日産でも90年代初頭は販売を伸ばした、『パルサー』は廃止されてしまい、2BOXカーの代表車種だったホンダ『シビック』も影を潜めている。

しかしその中で、比較的コンスタントに販売を伸ばしているのが、トヨタ『カローラ』の派生車種『ランクス』と『アレックス』だ。では、今回登場したティーダもライバルはやはり、ランクスになるのだろうか。

ティーダの商品企画を担当した、松本秀二チーフプロダクトスペシャリストに話を聞くと意外な答えが返ってきた。「ティーダのライバルは、価格帯やサイズでは、もちろんランクスやアレックスになると思います。でも、コンセプト的な考え方では、マツダの『ベリーサ』が一番狙っている方向性に近いと思います」とコメント。

「開発に携わった私でさえ、ベリーサの資料を見た時はあまりに方向性が近いコンセプトだったために驚いてしまいました(笑)。でもティーダには、ベリーサの上を行く上質感と、ベリーサやランクスにないCVTを組み合わせた余裕のある走りが実現できていると自負しています」と語る。

ひと足先に登場したベリーサも、『デミオ』をベースとしながらも、デミオよりもひとクラス上の質感と走りと実現していた。上質なコンパクトカーという企画の方向性では、ベリーサに先を越されてしまったティーダが、走りの面で勝っているかどうかは、今後のレポートでお届けしたい。

《岡島裕二》

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