トヨタ自動車は5日、 高級セダンの『クラウンマジェスタ』をフルモデルチェンジし、 全国のトヨタ店を通じて発売した。2005年のレクサスブランドの日本国内展開を踏まえ、次代のトヨタブランドのトップモデルとなる。
新型車は、昨年12月にフルモデルチェンジされたクラウン「ロイヤル」とクラウン「アスリート」における、“全てを原点から発想するクルマづくり”を踏襲した。6気筒エンジンがロイヤル&アスリート、V8エンジン搭載の上級グレードがマジェスタという位置づけだ。
デザイン開発では「ダイナミック&マジェスティック」をテーマに、重厚さの中にも艶やかさと躍動感を演出したスタイリングをめざした。
4.3リットルエンジンとVDIM(ビークル・ダイナミクス・インテグレーテッド・マネジメント)により、ドライバーの意のままに操ることができる運動性能をそなえる。VDIMはエンジン、ブレーキ、ステアリングを統合的に制御し、理想的な運動状態をめざす。
カメラとレーダー併用のプリクラッシュセーフティシステム、低速域での追従機能を有するレーダークルーズコントロールなど、世界最先端技術も採用している。
ラインナップは「Aタイプ」「Cタイプ」のFR、「Cタイプi-Four」の4WD。エンジンはいずれも4.3リットルV8、トランスミッションは6AT。価格はAタイプ:567万円、Cタイプ:609万円、Cタイプi-Four:637万3500円。
販売取り扱いは全国のトヨタ店、月販目標台数は1000台となっている。店頭発表会は17日(土)、18日(日)、19日(祝)の予定。