トヨタ自動車は、カーテレマティクスサービス「G-BOOK」の新メニューとして「プレミアムコール」を12月から始める。「エグゼクティブ向けの秘書サービス」(友山茂樹e-TOYOTA部長)が謳い文句で、同月に全面改良する『クラウン』や『セルシオ』など高級車に限定した有料サービスとなる。
トヨタは8月からG−BOOKの対応車種を大幅拡充しえ本格展開するとともに、対応ナビゲーションの機能アップやバリエーションの充実を行ってきた。新メニューはこれに対応するもので、G-BOOKセンターのオペレーションがスケジュール入力をはじめ、航空機やホテルの予約、レストランの検索など、秘書並みの対応をする。
たとえば、走行中に最寄のレストランを探す場合、価格、希望メニューなど抽象的な要望を伝えた場合でも、それに適した店を探して予約まで行うようにする。サービス価格は未定。対応機種は、高級車にメーカーオプションとして設定される高精彩DVDボイスナビ付EMVとなる。トヨタはこれにより、高級車オーナーにもG-BOOKの認知を高め、普及を促進していく狙いだ。