三菱の軽商用EV『L100』は航続180km…インドネシアモーターショー2024で現地発売

三菱 L100 EV(インドネシアモーターショー2024)
  • 三菱 L100 EV(インドネシアモーターショー2024)
  • 三菱 L100 EV(インドネシアモーターショー2024)
  • 三菱 L100 EV(インドネシアモーターショー2024)

三菱自動車は、インドネシアモーターショー2024(IIMS 2024)において、新型の電動軽商用車『L100 EV』(日本名:『ミニキャブEV』)の現地発売を発表した。この車両は、バッテリー電動車(BEV)であり、電動モーターや駆動用バッテリーを搭載している。

L100 EVの生産は、2023年12月にジャワ西部ベカシのCikarangにあるMitsubishi Motors Krama Yudha Indonesia(MMKI)で開始され、これが日本国外での初の生産となる。以前からMMKSIは、2020年からインドネシアで物流やサービス業界のパートナーと共にProof of Concept(POC)を行ってきた。その結果、L100 EVは日々の運営活動を支援するためのニーズに応えることができると結論付けられた。

L100 EVは、WLTCモードでの航続が180kmに拡大され、前モデルと比べて約20%の向上が見られる。AC200V(15A)での通常充電は約7.5時間で完了し、夜間に充電すれば翌日には満充電で使用可能だ。また、急速充電器を使用すれば、約42分で80%まで充電できる。

安全面では、運転席と前席のエアバッグ、ABS、EBD、BA、トラクション&アクティブスタビリティコントロール、イモビライザー、シートベルト警告、自動ライトコントロール(ALC)などを装備しており、日本政府が推進する「Safety Support Car S Wide」の基準を満たしている。

快適性に関しては、エアコン、運転席のシートヒーター、パワーステアリング、快適なサスペンション、小回り性能などが特徴だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集