レイズが発表する新作ホイールを最速公開! ボルクレーシングの注目ホイールが熱すぎる…東京オートサロン2023

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  • ボルクレーシング G025LC
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東京オートサロン2023レイズの新作となる注目ホイールが出展されることをキャッチ。毎年大量のホイール群を展示する同社のブースだが2023年の新作はとにかく見逃せないモデルが満載だ。

特に力を入れて新作をリリースするのは、鍛造モデルのフラッグシップブランドとなる「VOLK RACING(ボルクレーシング)」。東京オートサロン会場で発表予定のオールニューの新作を筆頭に、サイズ追加や限定モデルなども続々登場。その注目モデルを最速でご紹介する。

人気モデル「G025」の深リムモデルが登場!【ボルクレーシング G025LC】

ボルクレーシング G025LCボルクレーシング G025LC

ブースに行って真っ先に注目したいのが「G025LC」だ。すでに「G025」が先行して人気モデルとなっているが、新たにデビューするG025LCはラグジュアリーなテイストを重視したモデル。最注目は“リム”のあるスタイリングだ。ネーミングである“LC”はリップコンセプト、ラグジュアリーコンセプトなどの複数の意味を含んでいるが、モデル名にぴったりのドレスアップ志向の強い美しいリバースリムが特徴的なフォルム。

もちろん見どころとなるのはリム部だ。しっかりと深さのあるリムを確保し、加えて切削によりリム部を輝かせるデザインを“FDMC”(フォージド・ダイヤモンド・マシニング)と呼ばれる加工技術で実現。リムにキラリとした輝きを出す手法も上質に映える仕上がり。

ボルクレーシング G025LCボルクレーシング G025LC

そもそもG025はリムオーバーする細身のスポークデザインや、ウエイトレスホールを備えたボルクレーシングの新世代の本命スポーツモデルだ。スポークのデザインや構造などはG025を踏襲しているのだが、実は単なる“G025のリムありモデル”ではない。

リムを確保することを前提にアルミ素材から設計までをすべて見直した完全な新設計で生み出されていることにレイズの本気度がわかるだろう。

ボルクレーシング G025LCボルクレーシング G025LC

例えばスポークのリムとの接合部分を見ると三角形に拡げたデザインが見られるが、これはより高い強度を確保するための工夫のひとつだ。さらにリムの厚みも十分に取ることでも高い剛性を確保している。その他にも見えない部分も含めて、剛性、強度に気を配った作りが込められているのだ。

さらにこのモデルのもうひとつの特徴は乗り心地を含めた快適性アップという高い機能性を備えている点だ。そのひとつが乗り心地のグレードアップだ。リムの厚みを確保してタイヤがホイールに乗っかる部分を安定させることで乗り心地をアップしている。また静粛性を高めたのもこのモデルの試み。ホイールの振動を解析して走行中の静粛性を高めているのも注目のポイントとなった。

ボルクレーシング G025LCボルクレーシング G025LC

深いリムを備えたのG025LCは、デザイン性をトコトン追求している点も見どころ。鍛造のアルミセンターキャップを採用し、ホイールキャップを小径化してより足長に見せる工夫も抜かりない。カラーリングでは新色のシャイニングライトメタルを投入。明るいシルバーカラーはホイールが映えるカラーリングでもあるのだ。

デビュー時に設定されるサイズは20インチのみ。ターゲット層は日産『フェアレディZ』、BMW『 M3/M4』、レクサス『LS』、ポルシェ『マカン』などが想定される。スポーツを前面に押し出したG025にドレスアップ志向を加えた「G025LC」が加わり、G025シリーズの選択肢も充実した。

RZ34対応の19インチモデルが登場!【ボルクレーシング NE24】

ボルクレーシング NE24ボルクレーシング NE24

2×4のスポークデザインが特徴の「NE24」。ボルクレーシングの新世代を象徴するモデルとして、すでに多くのユーザーから評価を集めているモデルだ。そんなNE24に19インチが追加設定された。新型フェアレディZホンダ『シビック タイプR』、トヨタ『GRスープラ』、フォルクスワーゲン『ゴルフ』などのCセグメントをターゲットにしたサイズ追加は、多くのユーザーが待ち望んだモデルだった。

ボルクレーシング NE24ボルクレーシング NE24

NE24の魅力をあらためて紹介すると、スポークデザインが単純な2×4フォルムではないことがポイント。よく見ると対向するスポークをズラして設計し同一線上にスポークをレイアウトしないことで、1本のスポークが受ける力を対になるスポークが2本で受ける構造になっていることがわかる。これはホイールが受ける力を応力分散するというレーシングシーンではすでに定番の設計手法。

加えてスポークエンドのリムに向かって三角形に広がるフェアリング形状は、WECなどで培われた技術をフィードバックした剛性アップのため。センターパートがしっかりした作り込みになっているのも同様に剛性を高めるためでもある。最新のレーシングホイールの技術が投入されているNE24は、サイズ追加でさらに幅広いユーザー層にマッチする本格スポーツモデルへ進化した。

ボルクレーシング NE24ボルクレーシング NE24

東京オートサロン会場では、この青い新型フェアレディZのデモカーを展示予定。左右に「G025LC」「NE24」を履いて展示予定なので、レイズブースで必見の1台だ。《NE24のインプレッション記事はこちら

4WD業界にスポーツホイールで新風を巻き起こす【ボルクレーシング TE37XTR】

ボルクレーシング TE37XTRボルクレーシング TE37XTR

2作目のオールニューモデルが「TE37XTR」だ。Xの名を冠しているのは「TE37」ではオフロードモデルを意味する。従来モデルの「TE37XT」はTE37らしいスタンダードなフラットデザインの6本スポークだったのに対し、TE37XTRは大きくコンケーブするディスク面やスポークをコの字断面にするなど、かなり斬新なモデルになっているのが見どころだ。4WDユーザーに向けてスポーツテイストを前面に押し出した意欲作となっている。

ボルクレーシング TE37XTRボルクレーシング TE37XTR

最大の見どころはスポーク形状だ。リムオーバーする6本スポークは天面に大きく凹み形状を施した設計が特徴。スポークにエグリなどを加えて軽量化や強度アップなどを施してきたレイズだが、スポーク天面にここまで大きな凹形状を施したのははじめて。デザイン面でのインパクトはもちろんだが、スポーク断面をコの字形状とすることで強度を高めているのも狙いだ。

スポークのセンターキャップ側には穴を開ける処理も加えるなど、スポーツホイールとして走りの機能を優先した造形が見られる。これらの処理はレーシングシーンでのデータに裏打ちされたフィードバックなのも、ボルクレーシングだからこそ本気の設計と言えるだろう。

ボルクレーシング TE37XTRボルクレーシング TE37XTR

またカラーリングはマットガンブラックに加えて新色となるマットガンブロンズを投入。加えてブラスト(粉体)塗装によってザラザラ感を残すブラスト調の表面処理が特徴的だ。ヘビーデュティな4WDの足もとにもフィットする仕上がりで力強い印象を強調する。

新しい4WD、オフロード系の鍛造スポーツホイールの新境地を開く「TE37XTR」。スポーツをルーツに持つ機能性を備えたスポークスタイルに加え、デザイン性やカラーリングなどを加え新時代の4WDホイールをアピールするモデルとなった。

大定番モデル「TE37」の新作も続々登場!軽、ハイエース、旧車対応モデルが揃う

レイズのボルクレーシングでは他にもサイズ追加などが目白押し。中でも同社を代表するホイールでもある「TE37」の新作モデルをまとめて紹介する。

TE37KCRプログレッシブモデルTE37KCRプログレッシブモデル

TE37の軽カー用サイズとして追加設定されたのが「TE37 KCR プログレッシブモデル」。N-ONEやコペンなどをターゲットにした15、16インチサイズを設定。見どころとなったのはリムありのスタイルと、リムをFDMCによる切削でキラリと輝かせている点。カラーリングにはシャイニングブラックメタルを新たに設定している。輝きとダークな雰囲気を両立させるカラーリングとして注目だ。

TE37SB SLTE37SB SL

ハイエースなどの1BOXをターゲットにしたTE37として新ラインアップとなったのが「TE37SB SL」。同社ではハイエースなどの1BOXをSB=Sports BOXと定義して、それに適合するTE37を用意している。TE37SB SLはセンター部やリム部分に切削処理を加え、”SL”モデルのアイデンティティでもあるプレスグラファイトのカラー設定や専用ステッカーを加えて登場した。

TE37V 2324モデルTE37V 2324モデル

「TE37V 2324MODEL」にもサイズ追加が施された。今回限定モデルとして用意されたのはトヨタ『スプリンター・トレノ』(AE86)、マツダ『ロードスター』(NA、NB)向けに設定された14インチサイズ(TE37Vシリーズでは初の14インチモデル)。これまでもリクエストが多かった車種とあって、限定モデルならではのサイズ設定が実現(7.0J、7.5J、8.0Jのラインアップ)。マットブラックとホワイトのカラーリングを用意し、レイズの特許である“A.M.T”によって“RAYS”ロゴをマシニング処理するアクセントを加えた。

東京オートサロンでお披露目されるレイズ・ボルクレーシングのニューモデル群。気になるモデルはぜひレイズブース(西ホール:203)に行って、自分の目で実物をチェックすることをオススメする。次期ホイール導入を考えている読者には絶好のヒントになるはずだ。

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《土田康弘》

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