フォードは3列7人乗りクロスオーバーSUV、『エベレスト/レンジャー』次期型のティザーイメージを公開したばかりだが、その最終デザインを予想するCGを入手した。
初代エベレストは、マツダ「Bシリーズ/フォード レンジャー」をベースとして2003年にデビュー。現行型となる第3世代は2015年から発売されているが、すでにベースとなるピックアップトラック、「レンジャー」は第4世代が登場しており、そのSUVバージョンとして登場が期待されている。
おなじみロシアのカーメディア「KORESA.RU」に協力を得た予想CGは、ヘッドライトユニットを囲むようにコの字型LEDデイタイムランニングライトを配置、グリルには力強い2本のバーが備えられるなど、北米仕様の「F-150」やレンジャー同様のデザインが見てとれる。しかし、後部では、直立ぎみのDピラー/リアウィンドウ、逆L字型テールライトを装備するなど、レンジャーとは差別化された専用デザインが確認できる。
レンジャー新型のパワートレインは、2.0リットルシングルターボまたはツインターボEcoBlueディーゼルエンジン、2.3リットルEcoBoostガソリンエンジン、新開発の強力な3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルエンジンをラインアップしている。一部では、VW製の直列6気筒も噂されていたエベレストだが、見送りとなりそうだ。
エベレスト新型のワールドプレミアは、2022年の第1四半期と予想されている。