アルファード、フリード、ヴォクシー、セレナ…人気ミニバンお買い得グレードはコレ!

2021年上半期のミニバン販売ランキングからおすすめグレードを紹介
  • 2021年上半期のミニバン販売ランキングからおすすめグレードを紹介
  • トヨタ アルファード S(ガソリン車・2WD)
  • トヨタ アルファード S(7人乗り)
  • ホンダ フリード Gホンダセンシング
  • トヨタ ヴォクシー ZS
  • トヨタ ヴォクシー ZS
  • 日産 セレナ (写真はe-POWER ハイウェイスターV)

依然として人気のミニバン。少子高齢化で需要は先細りと言われるが、子育てを終えてもミニバンに乗り続けたり、孫が出来、2世帯で乗るために購入するケースもあるという。そこで2021年上半期の販売ランキングを参考に、人気ミニバンの買い得グレードを選びたい。

1位:トヨタ アルファード(2021年上半期の登録台数:4万5565台)

【買い得グレード】2.5S(398万5000円/7人乗り)
アルファード S(ガソリン車・2WD)トヨタ アルファード S(ガソリン車・2WD)

売れ筋の価格帯が400~550万円に達するLサイズミニバンで、実用性よりも豪華な趣味性で人気を高めた。特にトヨタの全店が全車を販売する体制に変わり、フロントマスクのデザインも好評なトヨタ『アルファード』が売れ行きを伸ばした。逆に『ヴェルファイア』は登録台数を下げている。

グレードは2列目シートが豪華なS・Cパッケージが注目されるが、価格も470万円弱に達する。推奨されるのは2列目にセパレートシートを装着してエアロパーツも装着しながら、価格を400万円弱に抑えたSになる。

2位:ホンダ フリード(2021年上半期の登録台数:3万2203台)

【買い得グレード】Gホンダセンシング(216万400円/6人乗り)
フリード Gホンダセンシングホンダ フリード Gホンダセンシング

2位はアルファードとは対称的なコンパクトミニバンのホンダ『フリード』だ。全長が4300mm以下のボディによって街中でも運転しやすく価格も割安だ。

その一方で全高が1700mmを超えるボディはミニバンらしさが濃厚で、見栄えの良さは『ステップワゴン』にも劣らない。車内も広く、3列目のシートを畳むと自転車なども積みやすい。

ハイブリッドもあるが、買い得グレードはノーマルエンジンのGホンダセンシングだ。高機能ながら価格を200万円少々に抑えた。

3位:トヨタ ヴォクシー(2021年上半期の登録台数:3万1065台)

【買い得グレード】ZS(284万4600円/7人乗り)
ヴォクシー ZSトヨタ ヴォクシー ZS

トヨタ『ヴォクシー』はミドルサイズのミニバンで、今はエアロパーツを装着したグレードだけを販売している。しかも2022年1月13日に、姉妹車の『ノア』と一緒にフルモデルチェンジを行うが、現行型も売れ行きは好調だ。背の高いエアロパーツを装着したボディは存在感が強く、フロントマスクは精悍な印象に仕上げた。

グレードはエアロパーツを装着した3車種のみを用意する。ハイブリッドも設定しているが、ノーマルエンジンを搭載したZSを選ぶ。

4位:日産セレナ(2021年上半期の登録台数:2万7531台)

【買い得グレード】ハイウェイスターV(307万100円)
セレナ e-POWER(写真はe-POWER ハイウェイスターV)日産 セレナ (写真はe-POWER ハイウェイスターV)

日産『セレナ』はミドルサイズミニバンの人気車種。視界が良いために運転しやすく、エアロパーツを装着したハイウェイスターはカッコ良くて存在感も強い。

車内に入ると、ミドルサイズのミニバンでは、セレナの3列目シートが最も広い。シートアレンジも多彩で、多人数乗車を快適に楽しめる。運転支援機能のプロパイロットも用意され、長距離を移動する時でもドライバーの疲労は少ない。

買い得なグレードはセレナを代表するエアロパーツを備えたハイウェイスターVだ。

《渡辺陽一郎》

渡辺陽一郎

渡辺陽一郎|カーライフ・ジャーナリスト 1961年に生まれ、1985年に自動車雑誌を扱う出版社に入社。編集者として購入ガイド誌、4WD誌、キャンピングカー誌などを手掛け、10年ほど編集長を務めた後、2001年にフリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向した。「読者の皆様に怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も大切と考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心掛けている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集