西九州新幹線『かもめ』のデザインが決定…毛筆の愛称名に和洋折衷のインテリア

新たにシンボルマークと愛称名が追加されたN700S『かもめ』のエクステリアデザイン。
  • 新たにシンボルマークと愛称名が追加されたN700S『かもめ』のエクステリアデザイン。
  • 車体に付けられるシンボルマークと愛称名。
  • 「優しい、明るい、楽しい、心地良い、美しい」「和洋折衷、クラシックとモダンが組み合わされた、懐かしくて新しい空間」を意識した『かもめ』用N700Sのインテリア。和の1号車指定席は「菊大柄」にまとめられる。運転室があるため、定員は40人。
  • 和の2号車指定席は「獅子柄」にまとめられる。定員は76人。
  • 和の3号車指定席は「唐草」にまとめられる。デッキがあるため定員は47人。
  • 4~6号車自由席は洋を意識したモダンな雰囲気に。定員は4・5号車が86人、運転室がある6号車は61人。
  • 3号車指定席のデッキ内インテリア。

JR九州は7月28日、2022年秋頃の開業を予定している西九州新幹線武雄温泉~長崎間に投入するN700Sのデザインを発表した。

2020年10月、列車愛称を『かもめ』とすることやN700Sのエクステリアデザインが発表されていたが、今回は列車のシンボルマークと愛称名が入ったデザインを発表。シンボルマークはJR九州のコーポレートカラーが配され、愛称名の『かもめ』は毛筆体の文字が使われている。

合わせて号車別のインテリアデザインも発表。座席配置は1~3号車の指定席が2+2、4~6号車の自由席が2+3とされ、指定席は和、自由席は洋を基調とした空間にまとめられている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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