コンチネンタルは2018年1月、米国ラスベガスで開催されるCES2018において、新開発の高解像度3Dフラッシュライダーを初公開する。
車両の全周囲を検出する能力は、自動運転における基礎的な必要条件。その鍵となるコンポーネントが、3Dフラッシュライダー。
コンチネンタルの新開発フラッシュライダーが、「HFL110」。近距離検出を目的として開発され、視野角120度内で毎秒30回の高解像度3D点群を生成する。
視野内の全ピクセルにおいて、正確な距離測定がリアルタイムで行われ、車両の運転ストラテジーを決定するために必要な物体リストを生成する。コンチネンタルによると、反射率の影響を受けず、不利な気象条件においても高いロバスト性で、センサー性能をさらに高めているという。
3Dフラッシュライダーは、レーダーやカメラなど車両周囲をモニタリングする他のセンサー類と協調。いつでも車両周辺に存在するあらゆるものを検出する強力なパッケージを形成する、としている。