ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは3月上旬、2月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万0864台。前年同月比は14.9%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
セダン系では、スポーツセダンの『TLX』が、2406台を販売。前年同月比は21.9%減と、2か月連続のマイナス。『ILX』は739台にとどまり、前年同月比は50.7%減と10か月連続で減少。最上級車の『RLX』は103台で、前年同月比は横ばい。セダンは合計で30.3%減と落ち込む。
SUVでは、大幅改良を受けた2017年モデルの『MDX』が、3541台。新車効果が続かず、前年同月比は17.5%減と、3か月連続で前年実績を下回る。『RDX』は4029台。前年同月比は6.1%増と、6か月連続で増加した。SUVは合計で6.4%のマイナス。
スポーツカーでは、新型『NSX』が46台。2016年6月の納車開始から、累計で365台を販売する。
アキュラの2016年米国新車販売は、16万1360台。前年比は8.9%のマイナスだった。