JR貨物、トラックドライバー不足に対応して輸送力を増強…繁忙期に臨時列車

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日本貨物鉄道(JR貨物)は、トラックドライバー不足などに対応するため、臨時列車運転による輸送力を増強する発表した。

2016年度の鉄道コンテナ輸送は、昨年4月に発生した熊本地震や、8月以降相次いで上陸した台風など、自然災害の影響があったものの、最近のトラックドライバー不足、鉄道へのモーダルシフトの影響もあって1月の輸送実績は前年同月比1.6%増となった。

特に3月は年度末で輸送需要が旺盛で、中旬以降は引越貨物の増加も見込まれ、昨年12月と同等以上のトラックドライバー不足となることが想定されている。

このため、同社は3月上旬から4月初旬にかけて延べ15本、大阪=福岡間で臨時貨物列車を運行する。さらに29区間で86本の貨物列車の曜日運休を解除する。これらによって12フィートコンテナ換算で1万0560個、重量ベースで5万1800トン分の輸送力を増強する。

《レスポンス編集部》

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