JR西日本は2月15日、同社の発足30周年を機に新しい制服を導入すると発表した。4月1日から着用を開始する。
発表によると、コンセプトは「先進性」と「上質さ」。安全性の向上を図るため視認性を高めた素材を使用し、女性用のスカートは廃止。涼しさや動きやすさを向上した生地を使うという。社員の意見を採り入れ、ポケットの容量を増やすなどの改善も行った。
このほか、コーポレートカラーの青を制服の各部に使用。共通デザインの帽章・袖章・胸章を採用する。制服個別のセキュリティIDやICタグも導入する。
JR西日本は1987年4月、国鉄分割民営化に伴い発足。北陸・近畿・中国地方の国鉄線を引き継いだ。東海地方の国鉄線を引き継いだJR東海も、発足30周年を機に6月から制服を一新する予定だ。