ヒュンダイの「プリウス ハンター」、アイオニック…米価格は プリウス より安い

エコカー ハイブリッド
ヒュンダイ・アイオニック
  • ヒュンダイ・アイオニック
  • ヒュンダイ・アイオニック
  • ヒュンダイ・アイオニック
  • ヒュンダイ・アイオニック
  • ヒュンダイ・アイオニック

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は2月14日、新型ハイブリッド車、『アイオニック』の米国価格を公表した。ベース価格は、トヨタ『プリウス』を下回る設定だ。

アイオニックは、ヒュンダイの新型環境対応車。アイオニックは、新開発の車台に、プリウス同様、5ドアハッチバックのボディを採用。空気抵抗係数を示すCd値は0.24。ヒュンダイによると、クラスをリードする数値という。

アイオニックには、3種類の電動パワートレインを設定。通常のハイブリッドだけでなく、プラグインハイブリッド(PHV)、EVも用意される。ヒュンダイによると、同一ボディで3種類の電動パワートレインが選択できるのは、アイオニックが世界初という。

3種類のうち、ハイブリッドのエンジンは、新開発のヒュンダイ「カッパ」シリーズの最新作。排気量は1.6リットルの直列4気筒ガソリン直噴エンジン。最大出力105ps/5700rpm、最大トルク15kgm/4000rpmを引き出す。

モーターは、最大出力44ps。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、141psのパワーと27kgmのトルクを獲得する。トランスミッションは新開発の6速デュアルクラッチ。二次電池はリチウムイオンポリマーバッテリーで、EVモードでは最高速120km/hの性能を持つ。

アイオニックの米国ベース価格は、2万2200ドル(約254万円)。ライバル視するトヨタプリウスの2万4685ドル(約282万円)を、2485ドル(約28万円)下回った。ヒュンダイモーターアメリカのマイク・オブライアン副社長は、「アイオニックがまったく新しいタイプの環境志向の顧客を魅了するだろう」と自信を見せている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集