日本のスポーツカーの米国販売…86 / BRZ は減少、ロードスター は増加 2016年

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マツダ・ロードスター 海外仕様(MX-5 ミアタ)
  • マツダ・ロードスター 海外仕様(MX-5 ミアタ)
  • サイオンFR-S(トヨタ86)
  • スバルBRZシリーズイエロー
  • アキュラ(ホンダ)NSX
  • 日産GT-R 2017モデル
  • 日産370Z NISMO(フェアレディZ NISMO)の2015年モデル

前年比は0.4%増の1755万0351台と、7年連続で前年実績を上回った2016年の米国新車市場。日本の自動車メーカーのスポーツカーの販売結果がまとまった。

これは、各社がまとめたデータから明らかになったもの。アキュラ(ホンダ)『NSX』、トヨタ『86』、日産『GT-R』/『フェアレディZ』、マツダ『ロードスター』、スバル『BRZ』など、日本のスポーツカーは米国で売れたのか。

まずは、新型NSX。2016年6月の納車開始から、12月までの半年で、250台を超える269台を販売する。米国でのベース価格は15万6000ドル(約1800万円)。新世代のハイブリッドスーパーカーが、熱心なファンに受け入れられた。

トヨタ86の2016年実績は、7457台と1万台を割り込んだ。前年比は29%減と、3年連続のマイナス。スーパーカーのレクサス『LFA』は、6台を登録。すでに限定500台の生産を終了したLFAは、2015年の9台から減少している。

スバル(富士重工)は、トヨタ86の兄弟車の『BRZ』が2016年、4141台を販売。前年比は21.8%減と、86と同様、3年連続で落ち込む。『WRX』と『WRX STI』は、合計で3万3279台を販売。前年比は1.4%減と、マイナスに転じた。

マツダ ロードスターは、米国では『MX-5ミアタ』としてお馴染み。2016年の販売台数は、9465台。ハードトップ版の「RF」の追加効果もあり、前年比は10.2%増と、2年連続のプラス。

日産自動車は、GT-Rが698台を登録。前年比は36.8%減と、2年連続のマイナス。現地では『370Z』として販売されるフェアレディZは、前年比20%減の5913台と、3年ぶりに前年実績を下回っている。

《森脇稔》

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