三陸鉄道北リアス線の新駅、愛称は「はまなす香る砂浜」 3月25日開業

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3月25日に開業する十府ヶ浦海岸駅の位置(赤)。北リアス線の野田玉川~陸中野田間に設けられる。
  • 3月25日に開業する十府ヶ浦海岸駅の位置(赤)。北リアス線の野田玉川~陸中野田間に設けられる。

三陸鉄道は1月18日、十府ヶ浦海岸駅(岩手県野田村)に設定する愛称を「はまなす香る砂浜」に決めたと発表した。3月25日に開業する。

十府ヶ浦海岸駅は、三陸鉄道が運営する北リアス線の野田玉川~陸中野田間に設けられる新駅。駅の近くには駅名になっている十府ヶ浦海岸のほか、東日本大震災からの復興事業として整備された高台の団地がある。

三陸鉄道の駅には、駅名とは別に愛称が設定されており、十府ヶ浦海岸駅の愛称も一般から募集していた。愛称の募集は2016年12月9日に締め切られ、今年1月11日に野田村役場で選考会を実施。全国から337点の応募があったという。

三陸鉄道の発表によると、「はまなすは、野田村の花」「震災後に、はまなすは海岸に残ったシンボル的な花」「十府ヶ浦海岸の砂浜のイメージもあわせ音の響きもよい」などとして、盛岡市の個人から応募のあった「はまなす香る砂浜」を選出したという。

《草町義和》

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