資源エネルギー庁が12月14日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、12月12日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から1.7円値上がりし127.7円となった。
OPEC(石油輸出国機構)の減産合意により原油価格は上昇。その影響もあり、レギュラーガソリンは2週連続の値上がりとなった。
地域別では、中部と中国で2.2円、北海道と関東で2.1円、東北で2.0円、九州・沖縄で1.6円、近畿で1.4円、四国で0.8円、全エリアで大きく値を上げた。
ハイオクガソリンは138.6円、軽油は107.0円、いずれも前週より1.8円値上がりした。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、12月14日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は119.8円/リットル(前週比+2.7円)、ハイオクは130.5円/リットル(+2.1円)、軽油は94.8円/リットル(+2.7円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
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