舟運社会実験の料金変わる---羽田空港と東京都心・横浜を結ぶ航路 乗船者を募集中

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国土交通省は、東京都心と羽田空港を結ぶ舟運社会実験(第4次実験)に羽田空港と都心・横浜を結ぶ航路を追加し、乗船参加者を募集すると発表した。

社会実験は、観光とおもてなしを同乗させた水上移動手段として、民間による新たな定期航路運航可能性を検証することを目的に取り組んでいる。新たに羽田空港と横浜を加えて運航する準備が整ったため、実験乗船参加者を募集する。

今回実験航路として追加するのは羽田空港=東京都心(秋葉原)を結ぶ遠距離コースと羽田空港発・横浜行きの工場夜景・工場見学コースの2つ。どちらも一部は今年5~6月にかけて行った第3次社会実験でも運航したコースで、区間の延長はそれぞれ約20km。

羽田空港=東京都心コースは、羽田空港船着場と秋葉原にある和泉橋防災船着場間を結ぶ、途中天王洲(天王洲ピア)に立ち寄りながら往復運航する。第3次実験と大きく異なるのは、実験乗船する際の設定料金で、羽田空港・秋葉原を通しで乗船する場合、大人1人2000円と、リーズナブルな料金設定で実験する。

また、途中で立ち寄る天王洲では軽食もあり、別料金オプションで、比較的長時間の船旅でお腹を満たすことができる新たな試みも加えた。

羽田空港発・横浜行きコースは、同じく羽田空港船着場を拠点にして1日1便を片道運航する。横浜みなとみらいにある「ぷかり桟橋」に到達するコースは、夕方に羽田を出航して京浜地区の工場群の夜景を楽しめる。今夏完成したキリンビール横浜工場キリン桟橋に着くコースはビール工場の見学(無料)がセット。

《レスポンス編集部》

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