航空自衛隊、イギリス空軍との演習「ガーディアン・ノース16」を初めて実施

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イギリス空軍のユーロファイター・タイフーン戦闘機が演習「ガーディアン・ノース16」参加のために初の来日。
  • イギリス空軍のユーロファイター・タイフーン戦闘機が演習「ガーディアン・ノース16」参加のために初の来日。
  • この先はいつ来るのかわからない(もう来ないかもしれない)ということもあり、三沢空港の展望デッキは多くの航空ファンが駆けつけた。
  • 「ガーディアン・ノース16」は約2週間に渡って実施。航空自衛隊のF-2戦闘機や、F-15戦闘機との訓練を行った。
  • 期間中は1日あたり2回のフライトを予定。天候や式典実施の関係で1回しか飛ばない日もあった。
  • ユーロファイター・タイフーンの機体規模は、F-2やF-16とほぼ同じ。
  • デルタ翼と、機首部分のカナード翼が外観上の特徴となる。
  • RAFは4機のタイフーンを日本を含むアジアツアーに派遣した。整備スタッフを含めた人員は約200人。
  • 撮影当日は雨だったが、展望デッキには東京や名古屋、大阪、札幌から来たという航空ファンの姿が。

航空自衛隊は10月22日から11月5日までの間、三沢基地(青森県三沢市)を拠点に、イギリス空軍(RAF)との合同演習「ガーディアン・ノース16」を実施した。イギリス空軍の「ユーロファイター・タイフーン」戦闘機が初めて日本を訪れている。

ガーディアン・ノース16は、今年1月に開催された日英の外務・防衛閣僚会合(2+2)で実施が決定されたもの。航空自衛隊が日本国内において、アメリカ軍以外と実施する初の訓練となった。

RAFからは4機のタイフーン戦闘機と、整備スタッフなどの人員約200人が参加し、10月22日の夕方に前訪問地のマレーシアから三沢基地へ到着。週明けの24日午前から11月4日午後までの間、同基地に所在する自衛隊のF-2戦闘機や、千歳基地に所在するF-15戦闘機が参加して実戦的な訓練を行い、相互運用性の向上を図っている。

《石田真一》

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