『やまぐち』運行シーズン終了で「SLフェア」 11月23日

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JR西日本広島支社と山口線SL運行対策協議会は11月23日、SL列車『やまぐち』の今年の運行終了に伴い、下関総合車両所の新山口支所(山口市、新山口駅から徒歩約10分)で「SLフェア2016」を開催する。開催時間は10時から15時まで。

『やまぐち』は国鉄時代の1979年、山口線の小郡(現在の新山口)~津和野(島根県津和野町)間62.9kmで運行を開始したSL列車。通常はC57形蒸気機関車の1号機(C57 1)が5両の客車をけん引している。客車は当初、青色塗装の12系客車だったが、現在はレトロ調に改造された茶色塗装の12系客車が使われている。

毎年3月から11月にかけて運行されており、11月の運行終了後に「SLフェア」が開催されている。今年の『やまぐち』は11月20日に運行を終了し、その翌日に「SLフェア」が開催されることになる。

発表によると、C57 1やDD51形ディーゼル機関車、キハ120系気動車、12系客車などを展示。過去に『やまぐち』で使われていたヘッドマークも展示される。このほか、蒸気機関車での投炭や転車台の回転、車内放送などの体験イベントも行われる予定だ。

『やまぐち』は2017年も3月から11月まで運行されるとみられるが、同年9月には蒸気機関車の全盛期に運用されていた旧型客車をモチーフにした新型客車が投入される予定だ。

《草町義和》

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