IoTやAIを活用した造船---技術開発を支援、国交省が事業募集中

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海事産業の生産性革命(i-Shipping)推進事業
  • 海事産業の生産性革命(i-Shipping)推進事業

国土交通省は、海事産業の生産性革命(i-Shipping)推進の一環として、IoT(もののインターネット)技術やAI(人工知能)を活用した造船技術の研究開発を支援すると発表した。

国交省の交通政策審議会は今年6月に答申した「海事産業の生産性革命(i-Shipping)による造船の輸出拡大と地方創生のために推進すべき取組について」では、ITを利活用して船舶の設計から建造、運航まで全てのフェーズでイノベーション創出・生産性向上し、2025年の世界建造シェアを3割とする目標が掲げられた。

これを受けて国交省では、i-Shipping推進の一環として、船舶建造での生産性向上を図るため、IoT技術やAIを活用するなど、革新的造船技術の研究開発を支援する。

研究開発事業を募集する。募集は、2016年度2次補正予算成立後、すぐに事業を開始できるようにするため、予算成立前に募集の手続きを行うもの。補助対象者の決定や予算の執行は、2016年度2次補正予算の成立が前提となる。

募集期間は9月23日~10月20日。補助は対象経費の半分以内で、補助金予算総額は9000万円。

《レスポンス編集部》

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