【東京ゲームショウ16】クルマのCMなども手がける+Ring、360°VR映像の“美”をアピール

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映像美を売りにする太陽企画グループ「+Ring」ブース
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VR元年といわれる2016年。TGS2016には、VRヘッドマウントディスプレイや新感覚ゲーム、アピールするブースがあれば、“映像美”を売る企業の姿もあった。太陽企画のCGセクションからスタートした専門チーム「+Ring」もそのひとつだ。

太陽企画といえば、トヨタとロッテのコラボ「プリウス試乗味ガム」WEB動画や、ホンダ『オデッセイ ハイブリッド』CM、『ジェイド』CMなども手がける映像制作会社。そのCG制作部門のグローバル展開チーム +Ring は、リビングのような空間で来場者に「ゲーム性や驚くような仕掛けはないが、得意とする映像美と、技術力をゆっくりと見て」と伝えていた。

VRHMDで体験できるその映像は、「+Ringオリジナル映像“NEO ZIPANGU”」「KDDI“au warp cube”360°VR」「KONICA MINOLTA“サカナクション グッドナイト・プラネタリウム”」のティザー映像(短縮版)など。

「映像制作会社として本気でVR映像に挑戦している作品」という“NEO ZIPANGU”は、360°実写撮影+CG合成という、事例が少ない表現。360°撮影素材からカメラトラッキングデータを取得できる独自プログラムで、CG合成を可能にした。

また、“au warp cube”は、アイスランド、オーストラリア、上海、日本をロケ地に選び、ドローン+GoProという組み合わせで撮影。「空撮素材は映像の揺れが大きく、そのままでは使えないため、独自の360°スタビライズ技術でVR映像化を実現させた」という。同ブースでは、VRHMDを通して、上空から、水中からの美しい景色を体感できる。

夜の首都高を駆け抜けるクルマのなかからの車窓と、自動運転の未来を想わせるCGが合成された映像は、クルマ好きには興味深いコンテンツだろう。

同ブースを訪れた出版系の関係者は、「VR戦闘ゲームで車酔いに近い感覚を覚えたせいか、きれいな映像と音楽で、ぼーっと放心した感じ。疲れてんのかな」と笑っていた。

《レスポンス編集部》

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